浅間山紅葉

浅間山紅葉とお勧めの宿

浅間山の紅葉は、日本では珍しい針葉樹の唐松の紅葉です。

この浅間山は標高2568mの世界でも有数の活火山のため河口付近では登山規制が敷かれています。

登れるのは外輪山の前掛山で、浅間山の少し手間という感じになるでしょう。

浅間山の紅葉に出会うには、東京から長野新幹線で軽井沢駅、そこからしなの鉄道で浅間山の玄関口である小諸駅にいきます。

予約が必要ですが、浅間山の紅葉には定番の宿である浅間山荘まで送迎車で約25分で到着です。

通常の浅間山紅葉の見頃は10月下旬ですね。

浅間山でお勧めの温泉といえば天狗温泉、標高1410メートルの天狗温泉・浅間山荘は、浅間山の紅葉にお勧めの宿です。

1位
天狗温泉　浅間山荘
レビュー・・・

料金：11,900円～

家族でもてなす浅間山荘はお値段も手ごろで浅間山登山客の間では人気の宿です。

宿ご自慢の鉱泉は、赤茶色の色をしていて日本で一番赤い温泉という人も多く、泉質は単純鉄冷鉱泉で効能は神経痛や筋肉痛などとなっています。

宿の食事はもちろん浅間山麓のきのこづくし料理が人気です。

煮る・焼く・揚げるなどバラエティに富んだきのこ料理が並びます。

浅間山の紅葉を見るために登山口へいくと、看板に噴火警戒レベルが表示されていて現在（調査時）はレベル1、前掛山までは登山ができるとなっています。

浅間山の外輪山である前掛山の標高は2524メートルで、登山届けを出してからの登山となります。

浅間山登山が始まるとすぐに見える川も赤く染まり周辺の鉄分の多さがわかります。

唐松林の続く中、浅間山の紅葉は唐松の紅葉を眺めることに尽きるといえるでしょう。

歩くこと約30分ほどで一ノ鳥居にたどり着きます。

浅間山は信仰の山でもあるので鳥居があるということです。

このあたりから登山の雰囲気意が出てきて沢を登っていくと落差が約6メートルという不動の滝が見えてきます。

紅葉の見頃の時期には赤や黄色に彩られた木々と滝を眺めることができるのです。

唐松林を抜けると眼前にそびえたつ山が牙山（ぎっぱ）と呼ばれる山です。

この裏に浅間山や前掛山があるわけです。

運がよければ遠景に八ヶ岳や蓼科山、其の奥には南アルプス仙丈ヶ岳を望む事ができるのです。

さらに進むと正面に浅間山が見えてきて牙山の真下となるわけですが、この辺が浅間山の紅葉の時期ではおすすめのポイントです。

標高2111メートルの牙山は、名前のとおり動物の牙に其の形が似ていることからつけられました。

浅間山の外輪山である前掛山のさらに外輪山ということになります。

夕日に照らされ赤く染まる様は紅葉とあいまってすばらしいものです。

浅間山の紅葉の時期には見ておきたいところでしょう。

登山口から約2時間ほどで標高1990メートルの小諸市が設けている避難所兼休憩所の火山館が見えてきます。

万一の噴火に備え非難シェルターなども設置されているといいます。

さらに進むと森林限界となり浅間山の紅葉の終点に出会えるわけです。

森林限界に近づくほど木の高さが低くなり、浅間山で最初に紅葉する部分です。

唐松は日本に自生する針葉樹の中では珍しく落葉する植物ですから、ぜひ目に焼き付けておきたいところでしょう。

火山岩の山肌をさらに進むと前掛山の頂上が見えてきます。

付近にはシェルターがあり万一に備えてあります。

山頂からの絶景はすばらしく、360度の大パノラマが広がります。

天気がよければ雲海の谷間に富士山や北アルプス連邦の山々も眺めることもできるのです。

まさに大絶景というにふさわしい眺めです。

浅間山ならではの針葉樹の紅葉の時期は10月、早めに予定を立てましょう。